「朝がつらい…」毎朝“仕事に行きたくない”気持ちの正体と向き合う方法

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「朝がつらい…」毎朝“仕事に行きたくない”気持ちの正体と向き合う方法
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小川 詩織
美容業界での人事経験を活かして、未経験やキャリアに自信がない方の転職を全力でサポートさせていただきます!

目覚ましは鳴っているのに、体が動かない。起きなきゃいけないのはわかっているのに、気持ちがまったく追いつかない。「また仕事か…」と憂鬱な気持ちで朝を迎える日々に、心がどんどん重くなっていく。

こうした状態が続くと、「自分は甘えてるだけ?」「みんなもこんなもん?」と、自分を責めてしまう人も少なくありません。

“行きたくない”の裏にある感情

「仕事に行きたくない」と思っているとき、その理由はひとつではありません。たとえば、こんな背景が考えられます。

  • 職場の人間関係にストレスを感じている
  • 仕事量が多すぎて、常に追い詰められている
  • 仕事内容に興味が持てず、やりがいが感じられない
  • 通勤や朝の支度にエネルギーを使い果たしている

どれかひとつでも当てはまるなら、それは「無理をしているサイン」かもしれません。

朝のつらさを軽くする工夫

すぐに環境を変えることが難しくても、朝のつらさを少しでも軽減する方法はあります。

  • 起きたらカーテンを開けて自然光を浴びる
  • 好きな音楽やラジオで朝のスイッチを入れる
  • 前日の夜に翌朝の服や持ち物を準備しておく
  • 朝に楽しみをひとつ用意する(お気に入りのパン、カフェタイムなど)

こうした“小さな工夫”が、意外と大きな支えになることもあります。

「甘え」じゃない。不調のサインかもしれない

毎朝つらいと感じる状態が長く続く場合、心身の不調が隠れていることもあります。特に、「寝ても疲れが取れない」「休日もずっと寝ている」「ちょっとしたことで涙が出る」などの症状がある場合は、無理せず専門家に相談することも検討してください。

誰かに話すことで気持ちが軽くなったり、「自分だけじゃなかった」と安心できたりすることもあります。

あなたの「今のままじゃつらい」は、未来のヒントになる

「仕事に行きたくない」「朝がつらい」と感じているあなたへ。それは、今の働き方や環境に何かが合っていないサインかもしれません。

自分の気持ちに目を向けることは、逃げではなく“気づき”の始まりです。無理にポジティブにならなくてもいい。まずは「つらい」と思っている自分を、そのまま認めてあげることから始めてみませんか。