「もう限界かも…」
理由はうまく言えないけれど、毎朝の出勤がしんどい。帰宅しても気力が湧かず、週末も寝てばかり。「辞めたい」と思って検索しては、画面を閉じる日々。
そんなあなたに届けたい、「“ただ疲れた”って、立派なサインなんです」という話。
“辞めたい理由がない”ことが、一番危ない
・人間関係で大きなトラブルがあるわけじゃない
・仕事もある程度できてる
・周りはもっと頑張ってる気がする
だから「辞めたいなんて甘えだ」と思ってしまう。
でも、本当に怖いのは「理由のはっきりしない疲れ」が、少しずつあなたの心を削っていくことです。
「ただ疲れた」その裏にあるサイン
明確な不満がないのに疲れを感じているとき、実はこんなサインが隠れています。
- 頑張っても感謝されない/認められてない
- 気を張りっぱなしで“素”を出せない
- 自分の存在価値が分からなくなっている
- 「誰かの期待」に応え続けて限界がきている
これらの疲れは、目には見えなくても確実に蓄積します。
“限界ライン”は人それぞれ
「みんなも大変そうだし…」と比べて我慢していませんか?
でも、限界のラインは人によって違います。他人と比べるのではなく、自分の“感情”を見つめ直すことが大切です。
今すぐ辞めなくてもいい。まずは“止まる”ことから
疲れきっているときは、いきなり「辞める or 辞めない」の二択で考えないで。
まずは「止まって、考える」時間をとってみてください。
- 1日だけ有休をとって完全にオフにする
- 会社から離れた場所でノートを開いてみる
- 信頼できる人に「しんどい」と話してみる
こうした行動が、思考をリセットする第一歩になります。

言語化すると、「あ、自分いま頑張りすぎてるな」と気づけるようになります。
「辞めたい=逃げ」ではない
辞めたい、疲れたという気持ちは、あなたの心からのSOSです。
それを「甘え」と片付けないでください。
今すぐ辞める必要はなくても、まずは“その気持ちに気づくこと”が、次のキャリアを考える大事な出発点になります。