転職したいけど“やりたいこと”がない人が最初に読むべき話

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転職したいけど“やりたいこと”がない人が最初に読むべき話
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小川 詩織
美容業界での人事経験を活かして、未経験やキャリアに自信がない方の転職を全力でサポートさせていただきます!

「このまま今の仕事を続けていていいのかな…」そんな気持ちはあるのに、「やりたいことが分からない」という理由で転職を先送りにしている人は、実はとても多いんです。

でも、それは“迷っているからダメ”ということではありません。今回は、「やりたいことが分からない」状態のままでOKなまま、キャリアを前に進めるための視点をご紹介します。

「やりたいことがない」のは、悪いことじゃない

やりたいことが明確な人の話を聞くと、自分が劣っているように感じてしまうかもしれません。

でも実際には、「最初から明確な目標がある人」の方が圧倒的に少数派。

大多数は、「なんとなく違うかも」と感じて動きながら、“しっくりくる働き方”を見つけています。

自己分析がうまくいかないのは、“静止したまま”だから

「自分に向いている仕事は何だろう」「何が好きなんだろう」そうやってノートに書き出しても、なかなかピンとこない。

それは、“考える材料”が足りていないからです。

自己分析って、机に向かってするものじゃなくて、
行動して「自分がどう反応するか」を観察していくプロセスなんです。

“好きなこと”じゃなくても選んでいい

「好きなことを仕事にすべき」とよく言われますが、それがプレッシャーになってしまうことも。

もっとシンプルに、「これはやってみたいかも」「こういう働き方なら続けられそう」そんな感覚ベースで選んでOK。

向き・不向きは、やってみて初めて分かるものだからこそ、“正解探し”よりも“体験の積み重ね”が大事です。

“方向性”は行動しながら見つけるもの

動けない原因のひとつは、「明確なゴールがないと不安」という思い込み。

でも実は、“仮の目的地”でも十分なんです。

「なんとなく惹かれる」「ちょっと気になる」からでOK。行動することで、少しずつ“しっくりくるもの”が見えてきます。

「わからないまま動く」ことに、意味がある

今すぐやりたいことが見つからなくても大丈夫。

「よく分からないけど、今のままじゃ違う気がする」その気持ちが、未来の自分を変えるきっかけになります。

大事なのは、“分かったら動く”ではなく、“動きながら分かっていく”こと。

その一歩が、あなたのキャリアに新しい風を吹き込んでくれるはずです。